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第10回 国際統合医学会(共催 第5回 日本腫瘍学会学術集会)

第10回 国際統合医学会(共催 第5回 日本腫瘍学会学術集会)

がん統合医療におけるサプリメントのDose dependence とその安全性の考察
-南米薬用植物タベブイア・アベラネダエ(俗名タヒボ)の使用経験から-
■2009年7月18日 東京都
「An Examination of Supplement Dose Dependence and Safety in Integrative Medicine for Cancer: Based on the Experience of Tabebuia avellanedae, a South American Medicinal Plant Commonly Known as Taheebo」
Shoji Hirata (Hirata Clinic for Oral and Maxillofacial Surgery and Medical Oncology Cancer Care Village Sapporo)
【緒言】
 南米薬用植物である天然木タベブイア・アベラネダエ(俗名タヒボ)から 抽出された「NQ801」は、抗がん作用として、がん細胞に対する①直接作 用②間接作用そして③補助作用が研究・報告されている。そこで「NQ801」 のがんに対するDose dependence とそのときの安全性について検討した。
【方法】
 進行がん患者4例に、「NQ801」強化エキス末を1.8mg/dayを3ヶ月間、 その後3倍量(5.4mg/day)を3ヶ月間飲用してもらった。
【結果】
 4例すべてにおいて「NQ801」の摂取量を3倍にすることにより、抗腫 瘍効果がみられた。しかし副作用は見られなかった。また抗がん剤を使用 していた3例は、副作用を軽減しながら長期間抗がん剤治療が可能であ った。(腫瘍との共存)。以上により、がん統合医療におけるサプリメントの 役割は大きく、その使用法や摂取量は今後の研究課題である。
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