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第42回 米国生薬学会

第42回 米国生薬学会

ブラジル産伝統生薬タベブイア・アベラネダエ抽出物、NOドナー発がんに対する新しいがん予防物質
■2001年7月14日~18日 メキシコ・オワハカ
「BRAZILIAN TRADITIONAL MEDICINE, TABEBUIA AVELLANEDAE EXT.: A NEW USEFUL COMPOUND. AS CHEMOPREVENTER AGAINST NO DONOR」
Harukuni Tokuda1*, Eiichiro Ichiishi1, Toshikazu Yoshikawa1, Hoyoku Nishino1 and Shinichi Ueda2
1Kyoto Prefectural University of Medicine,Kyoto,602-0841;2Kyoto University,Kyoto,606-8501,JAPAN.
ブラジルでの伝統生薬研究に関するレポートで、タベブイア・アベラネダエ水抽出物が種々の疾患に重要な作用を示す事が報告されている。この粉末水抽出物は経口投与により、一酸化窒素(NO)による発がん初発因の作用を抑制した。抗酸化作用としてのこの化合物の役割は、異常な状態での生理活性に対し重要な作用を示すと思われる。最近、この化合物に加えてその構成成分が動物のモデルを用いた試験で、NO発がんに対して抑制を示すことを示した。
これらの知見はがん予防を目的とした化合物の一つとして、より有用であると思われる。
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