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第91回 米国癌学会

第91回 米国癌学会

パーオキシナイトライト誘発腫瘍に対する天然由来化合物の効果
■2000年4月1日~6日 米国カリフォルニア州・サンフランシスコ
「STUDY OF CHEMOPREVENTIVE ACTIVITY OF NATURALLY OCCURRING COMPOUNDS AGAINST PEROXYNITRITE INDUCED CARCINOGENESIS.」
Masato Okuda,H.Tokuda,E.Ichiishi,H.Matsumoto,G.J Kapadia,T.Konoshima,X.Y Mou,T.Mukainaka,H.Nishino,Kyoto Prefectural Univ of Medicine,Kyoto,Japan; Kyoto Pharm Univ,Kyoto,Japan;Howard Univ,Washington,DC;Howard Univ,Wash-ington.
高反応性のフリーラジカルであるパーオキシナイトライト(PN)は、一酸化窒素とスーパーオキサイドアニオンから産生し、毒性と腫瘍作用を示すと考えられている。マウス皮膚の系でわれわれは、PN溶液塗布による変異の誘発が、腫瘍発生として作用することを認めた。がん予防の観点から、PN誘発腫瘍に対する抑制作用について、茶を含めた有用天然化合物を用いて検討した。これらの結果からPNによる腫瘍の発生に対して、クルクミンやEGCGが抑制効果を有することが示された。
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