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第10回 国際エイズ会議

第10回 国際エイズ会議

民族植物とエイズ
■1994年8月7日~11日 神奈川県・横浜市
「Ethnobotanics and AIDS」
ACCORSI-CNTM-NATC
【目的】
エイズ研究に対する民族植物の貢献。HIV(エイズ)陽性の人達に起こる死亡に向う症状を抑え免疫システムを刺激する薬用植物による療法の役割。
【方法】
エイズ患者約2,500人がこの植物療法を受けることを申し出た。1982年以来、エイズと診断された男女そして子供がその療法を受け、その結果は非常に満足のゆくものであった。ほとんどの人達が健康面の改善が出来た。
【結果】
2,500人のうちある人はその療法をあきらめ、ある人は死亡し、ある人は一時的にその療法を中止した。治療を続けた人たちは満足のゆく生活が出来ている。
【主な結果】
疲労、食欲不振、体重減、下痢のような症状を持つほとんどの患者が、その治療を受けていると、その症状が減り健康面で変わりがなかった。これは確かに、エイズの治療ではないが、エイズ患者の健康状態を改善するのに役立っているという事である。従って、エイズ・ウイルスと人類との死を賭けた挑戦に解決の糸口を与えるかも知れないという事から、世界中でもっと薬用植物に対する研究を進めるべきであると我々は強く推薦する。
エイズ並びに癌治療にブラジルで使用される薬用植物 タベブイア・アベラネダエ 他
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